21日情報宝塚記念
■香港からの刺客ワーザー(せん7)が21日、阪神競馬場で追い切られた。
芝コースを単走で6ハロン80秒6-12秒2。
長めを意欲的に追われた。またがったクラブルール調教助手は
「ベリーナイス! 輸送もうまくいったし、すごくいい状態だと思う」と
好感触だった。
■ダンビュライト(牡4、音無)は4枠8番から発進する。
「もともとどの枠でも対応できる馬だけど、真ん中の偶数でいいと思う」と
生野助手は納得の表情。
クイーンエリザベス2世Cは7着に終わったが、
帰国後は順調に調整されている。「いい状態」と力を発揮しそうだ。
■G1初挑戦のパフォーマプロミス(牡6、藤原英)が順調な仕上がりだ。
引き運動をこなし「落ち着きがある」と田代助手。
枠順(7番)についても「ここなら内外を見ながら行けそう」と問題ない。
週末の雨予報にも「多少渋った馬場もこなすと思う」と悲観する様子はなかった。
■ダンビュライト(牡4、音無)は4枠8番から発進する。
「もともとどの枠でも対応できる馬だけど、真ん中の偶数でいいと思う」と
生野助手は納得の表情。
クイーンエリザベス2世Cは7着に終わったが、
帰国後は順調に調整されている。「いい状態」と力を発揮しそうだ。
■逃げ宣言をしているサイモンラムセス(牡8、梅田)は6枠11番に入った。
「どの枠でもレースでやることは決まっているでしょうから」と前原助手。
この日は厩舎周りを運動。「小牧騎手が新しい面を引き出してくれた。
人気もないし、何とか一発を」とチャンスをうかがう。
■8歳牝馬スマートレイアー(松山)は14番から悲願のG1初制覇を目指す。
「(枠は)どこでもいいんじゃないかな。
2200メートルあるし、位置取りにはこだわらない」と山口助手。
この日は運動で調整し「追い切り後も雰囲気はいいですよ」と一発ムードだ。
■近年の宝塚記念で活躍が目立つのは8枠。
13年のゴールドシップが8枠10番で勝って以来、昨年のサトノクラウン
(8枠11番)までピンク帽が5連勝。
今年、ラッキー枠を手にした1頭が大外16番のキセキ(牡4、角居)だ。
枠順を聞いた辻野助手は「ちょっと極端ですね。
できれば前に壁を作りたい馬なので・・・」と表情は複雑だが、
データは外枠有利を示している。鞍上M・デムーロ騎手の手綱に託す。
■ステファノス(牡7、藤原英)が1枠1番に入った。
「枠にはこだわらないけど、ここならロスなく行けそう」と田代助手。
阪神では【1・2・1・1】と堅実に走っており、7歳でも衰えはない。
「追い切った後も落ち着いている。
ゲートも問題ないから」と上位を狙う。
■G1初挑戦のゼーヴィント(牡5、木村)は大外に近い枠順(15番)になった。
土田助手は「まあ、そこまで枠にこだわっていない。
能力を発揮できることが結果につながる」と前向きに捉えた。
木曜は美浦の北馬場で軽くキャンター。
レース前日の土曜に阪神競馬場に移動する。
■香港馬ワーザー(せん7)は思惑が外れて外枠13番となった。
クラブルール助手は「1~5がいい」と希望していたがかなわず。
「タフでレースが好き。ゴール前で競り合いになればしぶとい。
日本馬はタフな相手だけど、
こちらもタフな馬を連れてきた」。持久戦が理想だ。
■宝塚記念初参戦のアルバート(牡7、堀)は3枠6番に入った。
追い切り翌日の木曜は美浦北馬場で軽めの調整。
森助手は「歩様を確認して硬さもなく、落ち着いている。
順調です」と話した。同厩舎のサトノクラウンと一緒に、
金曜に阪神競馬場に移動する。
■連覇を狙うサトノクラウン(牡6、堀)は、
ほぼ真ん中の5枠9番に決まった。
森助手は「決まった枠順で調教師と騎手が作戦を立てると思います」と話した。
追い切り翌日の木曜は美浦の北馬場で軽めの調整。
アルバートとともに金曜早朝に美浦を出発。
決戦の地に入る。
■ミッキーロケット(牡5、音無)は2枠4番を手にした。
「内めの偶数でいいんじゃないですか。
天皇賞・春(1番4着)も内でうまく立ち回ったし
上手なレースができそう」と生野助手。
この日は運動で調整され気配は良好だ。
「いい状態で出せそう」と手応えを感じていた。
■ヴィブロス(牝5、友道)は真ん中の偶数枠10番に入った。
松館助手は「極端なところじゃないしいいですね」と喜んだ。
追い切り翌日も軽めに角馬場で乗られ、元気いっぱいだ。
「状態はすごくいいですよ」。
好調の世界女王が、混戦をあっさり断つかもしれない。
■サトノダイヤモンド(牡5、池江)は内の3番から復活を狙う。
川合助手は「大阪杯の時も内枠(2番)。
その経験を踏まえて、前向きにいい結果を出したいですね」と言う。
この日は厩舎回りの運動を1時間消化。
馬体、表情に張りがある。状態は間違いなく上向きだ。
■ストロングタイタン(牡5、池江)について川合助手は「内枠(5番)ですね。
楽しめるんじゃないでしょうか」と手応えを見せた。
この日は厩舎回りを1時間運動し状態確認。
前走・鳴尾記念から中2週と間隔は詰まっているが
「いい状態をキープしていると思います」と好感触だ。
■ノーブルマーズ(牡5、宮本)は内の偶数枠2番を得た。
ここ2走、1、4番という内枠から先行して好走した経験が生かせる。
宮本師は「よし、いい枠。一番ほしかった」と何度もうなずいた。
この日はプールで体をほぐした。
「変わらず元気。ここに全力投球です」と力が入る。